妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

釜じめ

かまじめ #5041

釜じめ

かまじめ

釜占あるいは釜注連などと綴り、かまばらい、かまどはらい、荒神ばらいなどともいう。
かまどの神を祀り、かまどを清める儀礼をいう。
土地によって民俗的風習があり、いろいろな祀り方がみられる。
一般的には、かまどの神として三宝荒神勧請し、かまど近くに神棚を設け荒神札などを納めて祀る。
この儀式にたずさわったのは、最初は山伏や巫女たちであったが、後に神職や僧職も行うようになった。 多分に民信仰的色彩が強い。
本宗の寺院でも年末あるいは年始に荒神札を檀信徒に配るところが多い。
殊に祈祷を行う寺では毎月二八日または正月・五月・九月の二八日あるいは一二月の二八日などに各戸をまわり、陀羅尼をあげ修法をして三宝荒神祭を行う。 これを荒神ばらいなどというが、特に一二月のそれを指して釜じめと呼ぶところもある。
当今では「かまど」は田舎においてすらなくなりつつあるが、の神として、特に火伏の神として台所などに祀られ、その信仰は地方によっては根強いものがある。

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