妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

野口雨情

のぐちうじょう #5020

野口雨情

のぐちうじょう

(一八八二-一九四五) 人。茨城県生れ。
北原白秋とならぶ童謡運動の推進者。
抒情的な作風で数多くのを作し、代表作は「船頭小」「七つの子」「赤い靴」など。庶民の素朴な心をうたいあげた童謡人として名高い。
童謡集に『十五夜お月さん』『青い眼の人形』、民謡集として『別後』『雨情民謡百篇』などの作品集がある。
日蓮主義』第一二巻第一号(昭和一三年一月号)に随想「偉人・日蓮聖人」を書いた。
名僧として一番偉い人として日蓮聖人をあげ、庶民の一人として生れ、堂々と信ずる道を貫き〈我れは漁夫の子なり〉と押し出していった姿に共感した。
更に法華経の行者として国のためにつくし、いかなる迫害にもびくともしない日頃の信念にふれ「雨は篠つき/波風荒りよと/國のは/動きゃせぬ」と詠じた。
に怒るは波濤の如く、優しきは風波なき海面の如き格や「養を尽されますからこそ自分の信ずる道に強い」信念を捉え、そこに偉大さを見出している。
《『史大辞典』一一巻「野口雨情」の項》

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