妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

仏堂

ぶつどう #501

仏堂

ぶつどう

寺院の境域外にある建物で本尊を安置し、所属の信徒及び財産を有する特殊の宗教構をいう。
寺院の境内にある本堂・祖師堂等の諸堂は寺院という機構の中に含まれた建物であるが、ここにいう仏堂は単なる建物を指したものではなく、寺格はないが寺院と教会所の間に位置した寺院とは別個の構である。
日蓮宗法規』(昭和八年版)、宗務所職制の規定するところによれば「宗務所長は寺院・仏堂・教会所・説教所・僧侶並檀信徒を監理す」と定め、宗務所備付文書である管内寺院並仏堂明細薄・管内寺院並仏堂財産明細薄・管内寺院並仏堂檀信徒名薄は何れも仏堂寺院とは別個の存在として扱かっている。
更に『同法規』布教条例には「各管区に於ては毎年一回以上管区内の寺院仏堂教会所説教所等に布教をなすものとす」とし、また寺院仏堂創立移転廃合取扱規程には「寺院仏堂は濫りに合併することを得ず」としている点よく仏堂格を示している。

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