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一念随喜

いちねんずいき #50

一念随喜

いちねんずいき

随喜とは随順し歓喜することで、法華経の一句一偈を聞いて、そしることなく、僅かの一念に随喜の心を起すことをいい、法華経修行者の最初の位をいう。
この位に相似・観行・名字の三種の解釈があるが、聖人は名字と規定された。
四信五品鈔』には「現在の四信の初の一念信解と滅後の五品の第一の初随喜と、此の二処は一同に百界千如一念三千の宝篋、十方三世の諸仏の出門なり」(定一二九五頁)とあり、法華経分別品に説く一念信解(初信)と一念随喜(初品)とが末代凡夫の信行の軌範たることを明かし、本門の正行である以信代慧(信を以って慧に代う)の題目受持示されるのである。
《渡辺宝陽「聖人の信行論と勧奨」『日蓮宗信行論の研究』、『遺文辞典』教学篇「一念随喜」の項、『日蓮辞典』「一念随喜」の項》

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