礼盤
礼盤
らいばん
らいはんとも呼び、仏を礼拝供養するために導師が上る座のことで、形状よりして高座ともいう。
なお高座には二種あって説教の際に用いるものは、昇降用の階段をつけたおよそ四尺ほどの高さであり、法要の場に用いるものが、いわゆる礼盤と呼ばれ、高さは一尺二寸程度、広さは二尺五寸四方ほどのもので、台上には高麗縁もしくは繧繝縁の半畳を敷く。
この場合、畳は経机に向って竪目に敷き、座蒲団は敷かないのが正式である。
そして、この礼盤の前には経机を置き、右脇卓には磬台、左脇卓には過去帳台を置く。
なお礼盤に上ることを登礼盤(登高座)といい、降りることを降礼盤(下高座)という。
上る時は左膝より進み、降りる時は右足から退くのが所作のきまりである。
《『岩波仏教辞典』「礼盤」の項》