さんだわら
施餓鬼供養、精霊送りに用いる。
米俵の両端にある藁の丸く平たい蓋。
この蓋に小豆飯を盛る。
その飯に、東の方に向って出た桃の木の枝を用いて、幡四本を飯の四方に立てる。
幡には、(1)上供十方仏、(2)中奉諸賢聖、(3)下及六道品、(4)此食色香味と一本に一句を書く。
これらを用意して祈念しながら病人を守にて拭き取り、終って筒に封じ、これを飯につきさして川に流す。
聞神の方とす。
川のないときは野原、山中、氏神の森の中でもよい。
その家より下った場所がよい。
また疱瘡の神を載せて流すときにも用いる。
川柳に「桟俵著て縁遠い顔に成り」の句がある。