妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

最教寺(東京都八王子市)

さいきょうじ #3280

最教寺(東京都八王子市)

さいきょうじ

東京都八王子市に所在。
初め押上に存したが、大正一五年(一九二六)一二月に杉並区高円寺に移転。
さらに昭和四〇年現在地に移転した。
山号は松山。
身延山久遠寺の旧末寺
寛永年(一六二四-四四)、身延山二七世通心院日境が開基。
当寺には鎌倉将軍惟康親王が、蒙古鎮制のため書かせたという日蓮聖人の真筆と伝える曼荼羅の旗(俗に旗曼荼羅)がある。
由来記によれば、弘安四年(一二八一)五月、蒙古が四千余艘の船を率いて筑紫に来襲したとき、征夷大将軍惟康親王は、蒙古退治のため自ら九州に向おうとして、まず宇都宮貞綱を先陣の大将とした。 そして日蓮聖人に命じて日月の旗の円中に大曼荼羅を書かせ、その旗を貞綱に与え、西海に発向させたところ、台風が起り元軍は敗北した。 のちこの旗は貞綱と池上宗仲に与えられ、由来を書して身延山に納められた。 それを当寺の開山日境が身延より携え、什宝としたという。

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