妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日蓮聖人御弘通次第

にちれんしょうにんごぐつうしだい #3005

日蓮聖人御弘通次第

にちれんしょうにんごぐつうしだい

一巻。 身延久遠寺三世日進(一二七一-一三三四)著。 正中二年(一三二五)成立。『宗全』一巻所収。
日蓮聖人の生涯の節となるべき重要な柄のみを年譜的に記したもの。 貞応元年(一二二二)の誕生から、清澄寺登山・出家・開宗・安国論上申・伊豆流罪以下、入滅までの記述は極めて簡略で、伝記本としての体裁は整えられていない。
なお本書より早い伝記本に、直弟日向著と伝える『大聖人一期行状日記』一巻と『本尊聖教録』の中にその名前が見える『大聖人御伝』『大聖人御遺跡日記』『大聖人』各一巻がある。 しかし、これら諸書はいつの代にか湮滅したらしく、現在では書名のみ伝えられ、全容は勿論のこと、その一部すらも知ることができない。 従って本書は伝記本の中では、最も早い時期に書かれたものの一つとして、聖人伝研究の上で貴重な資料となっている。

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