日家(寂日房)
日家(寂日房)
にけ
(一二五八-一三一五)
幼名竹寿麻呂、のち寂日房と称した。
中老僧の一人。
佐久間兵庫亮重吉(または重保)の第三子。
文永二年(一二六五)日蓮聖人の房総巡化の時、長寿麻呂(日保)と共に出家した。
日蓮聖人の晩年に小湊の聖人誕生の地に日保と共に草堂を建立した。
後の誕生寺である。
日蓮聖人を開山とし、日家が第二世、日保を第三世とし、また佐久間氏の邸址を寺とし、興津妙覚寺を建立し、日蓮聖人を開山、日保が第二世、日家を第三世とした。これを湊興両寺一根と称し、佐久間氏外護のもとに、興津・小湊を中心として活躍し、教団の発展に功績を残している。
正和四年七月一〇日寂。
五八歳という。
《『日蓮辞典』「寂日房」の項、『昭和新修』別巻「寂日房日家」の項、『日蓮聖人大事典』「日蓮聖人の門弟」の項、『日本仏教人名辞典』「日家」の項》