妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日出台隠記

にっしゅつたいいんき #2478

日出台隠記

にっしゅつたいいんき

二巻。
円明院日澄(一四四一-一五一〇)著。
全』九七巻に収録されている。
比叡山の学僧円信は室町期の日蓮法華宗に対し『破日蓮義』を著して批判を加えた。
これに対し日澄は明応三年(一四九四)、本書を著して論駁した。
題号は「日蓮法華宗出ずれば天台は隠る」という義で、日蓮法華宗の優位を強調したものである。
ち「一、三国伝来の、宗号に付ての、並びに入唐せざる難を会す、勅許なきを会す。
二、台伝教は弥陀如来を信ず、等の難を会す事」などというように、日蓮法華宗の宗号の事や日蓮聖人の仰がれる天台、伝教等の事、あるいは開会のことなどについて、円信が批難しているが、これに対し、一々に六二条目を掲げて、天台宗勝日蓮宗劣を破折し、日蓮宗勝天台宗劣を主張している。

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