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三転読文

さんてんどくもん #238

三転読文

さんてんどくもん

法華経方便品の「唯だと乃し能く諸法の実相を究尽したまへり。 所謂(いわゆる)諸法の如是相 如是 如是体 如是力 如是作 如是因 如是縁 如是果 如是報 如是本末究竟等なり」とある如是の文について智顗は『法華玄義』二上で衆生法妙を釈するとき、これを空・仮・中の三諦の義にあてて読むことを勧めた。
ち是相如・是性如等と読むのは空の読み、如是相・如是性等と読むのは仮の読み、相如是・性如是等と読むのは中の読みである。
なぜ三転して読むことを勧めたかというと、十如是に一切法は摂せられるが、一切法の三諦円融の有り方であるところを実相とするからである。
一念三千の法門は十如是に基づく。
《『遺文辞典』教学篇「三転」の項、『天台学辞典』「三転読文」の項》

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