四要
四要
しよう
四要品のこと。
法華経二八品の中で特に肝要な教義が説かれているとして重要視される四品をいう。普通方便品(世雄の偈まで)・寿量品・神力品・陀羅尼品をいう。
方便品は迹門の中心的教義である諸法実相、二乗作仏が説かれており、寿量品は本門の肝心である久遠実成、仏身常住が示され、神力品は本門流通分の結要付嘱が顕され、陀羅尼品は二聖二天、鬼子母神、十羅刹女等による法華経受持者擁護の誓願が明かされている故である。
他に方便品・寿量品・陀羅尼品・勧発品を四要とし、あるいは方便品・勧持品・寿量品・陀羅尼品とする説もある。
天台宗では方便品・安楽行品・寿量品・普門品を四要とし、寿量品が最要典であり、安楽行品、普門品はその助行として読誦される。
また方便品・寿量品・陀羅尼・普賢呪が像師の四要といわれている。
修法は陀羅尼品の行者擁護の誓願より発展したものであるから、その中の咒陀羅尼を殊に多く読誦する。