妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

七難九厄

しちなんくやく #94

七難九厄

しちなんくやく

七と九の年まわりでは、男女ともに災厄がありがちだという俗信。
ある特定の年齢を、災厄の多い年として忌みつつしむ厄年の考え方には、代、地方によって違いがある。 七難九厄もそのうちの一つであって、これは七歳に九を加えて一六歳、以下順次九を加えて、二五歳、三四歳、四三歳、五二歳、六一歳のことをいい、六一歳を「本卦かえり」という。
一般には男は二五歳、四二歳、女は一九歳、三三歳を大厄としているが、昔は三七歳を大厄とみていた。
日蓮聖人四条金吾の夫人、日眼女が三七歳の厄年の除厄を祈念して、釈迦像を造立し供養されたことへの返事で、「今の日眼女は三十七のやくと云々。 (略)一切の女人釈迦を造り奉れば、現在には日々月々の大小の難を払ひ、後生には必ずになるべし(略)」(定一六二三-四頁)と現世厄年の災難は、強盛な信仰によって払えるのみならず、後生までも救われると述べいる。
《『修験故事便覧』》

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