にちげんにょ
(一二四三-一三〇一)
日蓮聖人の檀越四条金吾頼基の妻。
夫四条金吾が主君江馬光時から勘気を蒙ったり、領地替えを命じられたり、起請文を書かされたりして、夫の多事多難の中で、夫の志を励まし、その信仰を全うさせた事で知られる。
聖人より数通の書を授けられている。
『四条金吾殿女房御返事』によれば、四条金吾は日本第一の法華経の行者であり「是れにあひつ(連)れさせ給ひぬるは日本第一の女人なり」(定八五八頁)と称賛された。
《『遺文辞典』歴史篇「日眼女」の項、『日蓮辞典』『昭和新修』別巻「日眼女」の項》