加持の四時
加持の四時
かじのしじ
加持を行ずる時に四時のあること。
一ヵ月を分けて四時とする時は、一日より八日に至る間を「息災」の時とし、九日より一五日に至る間を「増益」の時とし、一六日より二三日に至る間を「降伏(調伏)」の時とし、二四日より月の終りに至る間を「敬愛」の時とする。
一昼夜を分ける時は、初更(初夜、午後七時より午後九時)より三更(午後一一時より午前一時)迄を「息災」の時とし、夜半を「敬愛」の時とし、後夜(四更-五更、午前一時より午前五時)を「増益」の時とし、日中を「降伏」の時として加持祈念を行えば、一切の魔障の侵入することなく、所願成就す、という。
『未曽有最上微妙大曼荼羅経』第二、『尊勝瑜伽法儀軌』及び『陀羅尼門諸部要目』等に説かれている。
《『法華験家訓蒙』》