妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

会三帰一

えさんきいつ #563

会三帰一

えさんきいつ

法華経迹門の開顕で、開三顕一開権顕実と同義語。 「えさんきいち」ともよむ。 会三入一ともいう。
三とは声聞・縁覚・菩薩の三乗、一とは一仏乗のことで、三乗を開会して一仏乗に帰入することをいう。
法華経以前の四十余年に説かれた諸経には分けて声聞・縁覚・菩薩の三乗差別を示してそれぞれの・行・証を説いていた。 しかし法華経に至るとそれらの説が、すべて真実のえに入らしめるための方便(てだて)であることが明かされ、本来的には三乗の差別はなく、真実には一仏乗しかないことが明かされた。
《『遺文辞典』教学篇「会三帰一」の項》

← 事典トップ