妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

白癩病

びゃくらいびょう #4195

白癩病

びゃくらいびょう

皮膚が白くなる癩病の一種。 しらはだ。 黒癩よりもさらにといわれる。
転じて、もし誓いを破ればこの病になってもよいというほどの強い気持から、決して、断じて、必ずという強い決意を表す誓いの語としても用いられる。
癩病は桿菌の一種(癩菌)によって起る病である。 菌発見者の名をとってハンセン氏病とも呼ばれる。 感染し発病することは希で、発病するまでに数年から二〇年に及ぶ潜伏期があるとされ、症状により斑絞癩・結節癩・神経癩に分けられる。
法華経普賢菩薩勧発品には、法華経を受持する者の過失をせめる人は、この病にかかると説かれ、日蓮聖人はこれを受けて「法華経の行者のとがを、若は実にもあれ、若は不実にもあれ、云はん者は現世には白癩の病をうけ」(『身延山御書』・定一九一九頁)、「謗法の者は多くは無間地獄に生じ、少しは六道に生を受く。 人に生ずるは貧窮下賎等、白癩病等と見えたり」(『可責謗法鈔』・定七八〇頁)と、法華経や、その行者を誹謗する誹謗者にこの病気が起こると強調している。
《『遺文辞典』歴史篇「白癩」の項》

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