玉蓮寺(埼玉県本庄市)
玉蓮寺(埼玉県本庄市)
ぎょくれんじ
埼玉県本庄市児玉町に所在。
東光山と号す。
弘安四年(一二八一)九月四日の創立。
開山は中老日法(-一三四一)。
中興開山は心行院日耀(-一五七五)。
開基檀越は児玉六右衛門尉藤原時国(法号為信院殿時国日恵大居士)で、当時関東一円に勢力をふるっていた武蔵七党といわれる武士団の頭領の一人である。
寺伝によれば聖人佐渡配流の途次、文永八年(一二七一)一〇月一三日と、赦免の後鎌倉に帰る途次、文永一一年三月の二度にわたる聖人宿泊の霊地である。
地頭の児玉時国は聖人より法華経の教えを聴受し、改宗して聖人に帰依し、自らの館を寺とした。
また児玉氏は聖人の仰せにより姓を久米に改めたという。
本堂は宝暦一二年(一七六二)以前に再建されたもので、明治四五年(一九一二)に修復されている。
『本化別頭仏祖統紀』には山号を八幡山と記している。