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法華の諸鬼

ほっけのしょき #3819

法華の諸鬼

ほっけのしょき

『法華経』に出てくる鬼神のこと。
『法華経』には「人を悩ます」「諸の鬼神等」とあり、鬼神の名が散見せられる。
その主なものを挙げると次の通りである。
冨単那(ふたんな)=陀羅尼品等に出ている。
冨多羅ともいう。
熱病鬼のこと。
鳩槃荼(くはんだ)=陀羅尼品等に出ている。
魘魅鬼(えんみき)と訳す。
人の睡眠の、種々の不祥をなす。
毘舎闍(びしやじや)=譬喩品等に出ている。
啖精鬼たんせいき。
及び五殻の精気を啖う。
韋陀羅(いだら)=勧発品等に出ている。
咒詛鬼のこと。
毘陀羅ともいう。
吉蔗(きつしや)=陀羅尼品等に出ている。
起尸鬼(きしき)と訳し、死人に魅(わざ)する鬼神
阿跋羅(あばつまら)=陀羅尼品に出る。
法華文句』(一〇下)には青色鬼とある。
天龍八部、提婆品等に出る。
・龍・夜叉・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅・迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・摩睺羅迦(まごらが)のこと。

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