妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

毒蛇毒虫

どくだどくちゅう #3693

毒蛇毒虫

どくだどくちゅう

かみついて害をなす毒のあるへびとどくむしのこと。
『妙臂菩薩所問経』第四によると、毒蛇毒虫の類無量なりとし、毒蛇に四類あり、(1)牙の咬む所は微く毒あり(傷)、(2)牙の咬む所は出血あり(血汗)、(3)牙の咬む所は極痛あり(損)、これらは救うことができるが、(4)牙の咬む所は毒気身に徧満して必ず死に至る(命終)という。
また毒虫に六類あって、糞に触れて毒発する糞毒種、尿に触れて毒発する尿毒種、触れて毒発する触毒種、涎による涎毒種、虫の視ることによって毒発する眼毒種、咬むことによる牙毒種がある。
そしてこれらの諸毒といえども皆加持によって除愈することができるとしている。
普門品に「或遇羅刹 毒龍諸鬼等 念彼観音力 時悉不敢害 若獣囲遶 利牙爪可怖 念彼観音力 疾走無辺方 蚖蛇及蝮蝎 気毒煙火然 念彼観音力 尋声自廻去」と感応の不可思議なることを説くが仏力・法力・念力・信力・そして験者平生修行の福徳力の五種の因縁具足すれば、よく法性の不思議を顕し利益を招起することができるものである。
《『法華験家訓蒙』、『加持病患祈祷肝文鈔』》

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