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日乗上人日記【教学】

にちじょうしょうにんにっき #2406

日乗上人日記【教学】

にちじょうしょうにんにっき

常陸久昌寺住持日乗(一六四八-一七〇三)の元禄年(一六八八-一七〇四)の日記。
原本は久昌寺に現存。
校本は昭和二九年(一九五四)七月、稲垣三郎を編者として日乗上人日記刊行会より刊行、一冊。
久昌寺は水戸光圀の建立に係わる寺院で、日乗は光圀に招かれて西山に来り、在職三〇年に近く、日記はこののもので、元禄四年(一六九一)より同一六年、逝去の直前までを記している。
日記の内容は日々の出来を如実に記し、しかも毎日の候、時々の災地変までも詳細に記している。
更に歌、随想、紀行文、論説等にもわたり真に多彩であり、元禄代の世相、年中行、武や庶民の生活を見る上で信憑の高い日記といえる。
なお日乗と光圀の関係が深かっただけに、光圀に関する記も多く記載されている。
また本日記には日乗の人格、気品、文学的養があふれているが、これは日乗が京都深草の元政に師していたところから元政の薫化によるもののようである。
原本は美濃半紙に細かに毛筆書し、その紙数は一万四一枚を数える。
付録として「日乗上人伝」がある。

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