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新発意の菩薩

しんぼっちのぼさつ #2382

新発意の菩薩

しんぼっちのぼさつ

新発意は「しんぼち」「しぼち」とも読む。
新たに発心した菩薩のことで、菩薩のうちの初級のものをいう。
法華経の法師品に「この法華経の蔵は、深(はなはだ)固くして幽遠(おくふか)ければ、人の能く到るものなし。 今菩薩化し成就せしめんとして、ために開示したもうなり。 薬王よ、若し菩薩ありて、この法華経を聞き、驚疑し、怖畏せば、当に知るべし、これを新発意の菩薩と為(なづ)くるなり」とあり、方便品・涌出品にも見られる。
『法華取要抄』に「略開近顕遠動執生疑の文に云く、しかれども諸の新発意の菩薩、仏の滅後において、もしこの語を聞かば、或いは信受せずして法を破する罪業の因縁を起こさん等と云云。 文の心は、寿量品を説かずんば、末代の凡夫は皆悪道に堕せん等となり」(定八一四頁)と示し『観心本尊抄』(定七一六頁)にも述べられている。
《『遺文辞典』教学篇「新発意」の項、『岩波辞典』「新発意」の項》

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