妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

動執生疑

どうしゅうしょうぎ #878

動執生疑

どうしゅうしょうぎ

既成の教法に対して執着している心に動揺を与え、新しい疑問を起させること。
真実の教法に導くための化導法の一つ。
法華経では序品における四華六瑞を縁とする弥勒菩薩及び衆会の動執生疑、方便品における「世尊法久後要当説真実」(世尊は法久しゅうして後要(かなら)ず当に真実を説きたもうべし)という世尊の言葉に対する舎利弗等の動執生疑、涌出品における釈尊の教化せる地涌の菩薩の多さに対する弥勒を代表とする動執生疑などがある。
日蓮聖人遺文の一文をあげれば『法華取要抄』に「一には(略)二には涌出品の動執生疑より」(定八一三頁)とある。
《『遺文辞典』教学篇「動執生疑」の項》

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