妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

文殊師利菩薩

もんじゅしりぼさつ #2357

文殊師利菩薩

もんじゅしりぼさつ

Mañjuśrī文殊尸利、曼殊室利と音写され、妙徳・妙首・妙吉祥等と訳され、文殊師利法王子とも称される。
経典にはの滅後における実在の人物としても出て来るが、普賢(ふげん)菩薩と相対して釈尊の左脇におり、智慧をつかさどるとせられ、智慧の威力を顕すために獅子(しし)に乗る形で現されるのが一般である。
法華経の前半では舎利弗などの声聞を相手に釈尊は法を説いているが、後半、特に本門になると、文殊師利などの菩薩を相手に法を説いている。
その中で文殊師利菩薩が活躍をするのは、提婆品と安楽品とであるが、提婆品では声聞の舎利弗と、多宝如来の従者の智積菩薩と、釈尊の脇士の文殊師利菩薩と、それぞれの智慧第一の代表者が対論をしていて興味は深い。
《『遺文辞典』歴史篇「文殊師利菩薩」の項、『日蓮辞典』「文殊師利菩薩」の項、『岩波仏教辞典』『図説仏教語大辞典』「文殊菩薩」の項》

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