妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

三解脱門

さんげだつもん #227

三解脱門

さんげだつもん

小乗の無漏の覚り(声聞縁覚)を開くための三種の禅定をいう。
(1)に解脱門(存在のを観ずること)(2)に無相解脱門(であるが故に差別のすがたのないことを観ずること)(3)に無願解脱門(無作、無欲ともいい、無相である故に願求すべきものなしと観ずること)をいう。
三昧、三、三三摩地ともいう。
日蓮聖人遺文中『開目抄』に善無畏三蔵の法華経の肝心を引いて、「薩哩達磨((サツリダルマ)正法也)浮陀哩迦((フンダリキヤ)白蓮華)蘇駄覧((ソダラン)経)惹((ジヤク)入)吽((ウン)遍)鑁((バン)住)發((コク)歓喜)縛曰羅((バザラ)堅固)羅乞叉鋡((アラキシヤマン)擁護)吽((ウン)空無相無願)娑婆訶((ソハカ)決定成就)、此真言は南天竺の鉄塔の中の法華経の肝心の真言也」(定五七〇頁)と書かれ三解脱門の徳が見られる。
『岩波教辞典』「三解脱門」の項

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