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三種の業

さんしゅのごう #206

三種の業

さんしゅのごう

現・順生・順後の三業
『優婆塞経』に「衆生を造るに其の四種あり。 一には現報、二には生報、三には後報、四には無報」とある。
四の無報とは、報いの無いことであるから、略して現・生・後の三種の業があることになる。
『倶舎論』には四、五、八の三説が挙げられているが、を感ずる期には定・不定があって、期を決定せるにも遅速の相違がある。
一に順現法受は略して順現といい、現世の造作が現世に果を引く現受のこと。
二に順次生受業は略して順生業といい、現世の造作が次世に果を引く
三に順後次受は略して順後といい、現世に造作して次々生、ち第三生以後に果を引くのことであるが、このうち二・三はいわゆる当(未来)受である。
これらの三種に加えて、その期の決定しないを順不定受、略して順不定といい、以上の定三、不定一を併せて四という。
とは、その不定を報定不定と報倶不定に分けて定業の三を併せた五業、八業とは定業の三をそれぞれ、報倶定・定報不定と分けて六とし、不定の二と併せて八とするものである。
なおこれについては説一切有部などでは異論もある。
《『修験故事便覧』、『阿毘達磨倶舎論』、『遺文辞典』教学篇「三業」の解説(4)の項

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