妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

引鏧

いんきん #2049

引鏧

いんきん

小さいに柄をつけたものをいう。
衆僧を導引する為の法具である故に名付けられた。 声明の句頭・礼拝の所作の合図などに用いる。
左手で柄端を握り、右手で桴(ばい)を持ち、鳴らすは桴を打ちおろさず、下から摺り上げるようにする。
なお、昭和五四年(一九七九)の春、京都松本仏具店で、双調定律の引鏧ができあがり、「日蓮宗声明師会指定、双調引鏧」として発売されている。 この定律引鏧が完成したことによって、声明の句頭に心強い手がかりができた。
ち、双調引鏧の音を聴いて、壱越・黄鐘・神仙その他の音をとり出すこともできる訳で、声明の音律を正すということについて果す役割は非常に大きい。

図版

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