妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

広宣流布

こうせんるふ #2015

広宣流布

こうせんるふ

『法華経』を広く宣べ流布すること。 略して広布ともいう。
法華経薬王品に「我が滅の後、後の五百歳の中、閻浮提広宣流布して」とあり、同じく勧発品には「如来の滅後に於て閻浮提の内に、広く流布せしめて断絶せざらしめん」とある。 後の五百歳とは末法代の始めの五〇〇年をいい、『法華経』はそのに最も広く流布されることを説いたもの。
日蓮聖人は早い頃からこの文に注目し、今の日本国に起る様々な天変地異は法華経広宣流布瑞相と公言した。
そして広宣流布実現のあかつきには、「今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、人法共に不老不死之理(ことわり)」(定七三三頁)が顕れるであろうとえた。
ただし、そのためには命がけの信心が必要であるとし「いかに強敵重なるとも、ゆめゆめ退する心なかれ、恐るゝ心なかれ」(定七三七頁)といましめた。
《『日蓮辞典』「広宣流布」の項》

← 事典トップ