妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

島田五空

しまだごくう #1923

島田五空

しまだごくう

(一八七五-一九二八)
俳人。秋田県能代市本澄寺の檀徒で、東北俳壇で活躍し、のちに秋田県議会議員も務めた。
二〇歳の頃から俳句を露月、北涯について学び、正岡子規、内藤鳴雪、高濱虚子、平福百穂、碧梧桐、大谷句佛、矢田挿雲、萩原井泉水、野田別天樓、佐藤紅緑らと交遊往来も著しく、内地は勿論足を朝鮮や満州に及ぼし、鎌倉を始め聖跡を訪ねて詩襄を肥やし、明治三一年(一八九八)から逝去までの作句二万余の中から三千句を選抄。三回忌を卜し、『五空句集裘(かわごろも)』一巻を編し、汎く友人知己に頒ったが、その中には日蓮宗関係の句も多い。
「麦秋や身延を下りて本遠寺」「如月や遺骨抱へて身延山」「三秘五綱ここに玉巻く芭蕉かな」「書写の経二十八品蓮ちりぬ」「鎌倉や説法石に秋の風」「お会式や一四海柿赤し」
《『五年譜』、句集『裘』、『法華名掃苔録』》

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