妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

山崎紫紅

やまざきしこう #1906

山崎紫紅

やまざきしこう

(一八七五-一九三九)劇作
評論も書いた。
横浜生れ。
処女戯曲『上杉謙信』の上演以来劇作に専念。『明智光秀』『千利休』『七騎落』等の歴史物戯曲を多数発表し坪内逍遙の流れをくむ史劇作として名をあげた。
代表作『歌舞伎物語』は歌舞伎作としての手腕を示すものであった。
また『史劇十二曲』等の劇作論を発表した。
史実を尊重しつつ現今の思想を史実の上に漂わせる作風で、世と離れず世を進める漸進新主義を基調とした。
日蓮聖人関係の作品も多く、『日蓮雨乞』(史劇集『七つ桔梗』所収・明治三九年=一九〇六=如山堂刊)、『船守弥三郎』(「演芸画報」掲載・明治四三年)がある。
更に新体『日蓮聖人』を明治三六年一〇月に金港堂より刊行、明治四一年には『大日蓮華』(左久良書房刊)を発表、昭和八年(一九三三)には『詩画伝日蓮上人』を世に送った。
昭和期には横浜市議会議員や神奈川県議会議長を務めた。

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