妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

富士浅間神社

ふじせんげんじんじゃ #1818

富士浅間神社

ふじせんげんじんじゃ

富士山信仰を母体とした神社。
祭神は木花佐久夜昆売命(コノハナサクヤヒメノミコト)を祀り、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・大山祇神(オオヤマツミノカミ)を配祀。
富士山周辺に点在し全各地にも多く見られる。
アサマが正称であるが、センゲンの呼称で通っている。
人々がいだいた富士山に対する静粛な美しさと、爆発における畏怖の念が、山岳信仰的自然崇拝におかれてその発展をみた。
総本宮は富士宮市にある。
日蓮聖人遺文中、駿河富士郡所住の檀越、上野郷の南条氏や賀島荘の西山氏宛て状等に「をゝみやのつくられさせ給へば」(定一三六五頁)、「大宮づくり」(定一一八〇頁)、「宮の造営にて」(定一六四五頁)等と頻出する大宮造営記述は、この地の神社「富士浅間神社」をさそう。 また南条氏の母尼宛て状に照・八幡の両神と列ねて「富士千眼大菩薩すてさせ給ふべきとたのもしき事也」(定一八一六頁)と守護神として挙げられているが、千眼は浅間で、富士浅間神社の神体をいう。 また、地名としての「大宮」は聖人身延入山の道中に一泊した処で、「十五日ををみや(大宮)」(定八〇九頁)を記されている。 現在の富士宮市である(富士宮市の前身は大宮町である)。
《『遺文辞典』歴史篇「富士千眼大菩薩(ふじせんげんだいぼさつ)」の項》\\ 

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