あんこくろんけんじんしょう #1678
あんこくろんけんじんしょう
一妙日堯(一六三四-一七一四)の『立正安国論』注釈書。 日堯は不受不施事件後の小西檀林を復興した要玄日寛の弟子で、小西の化主にすすみ、大野本遠寺に入って悲田派との論争の主役をつとめた当時の日蓮宗の指導的宗学者。 その思想は徹底した摂受主義で、この『安国論見心抄』も「心を見る」とあるように彼の摂受為本の立場から、折伏の書『安国論』を解釈しようとしている。 日堯は日蓮聖人の時代と今の時代は違い、みだりに四箇格言を表にたてず『安国論』の心を活かして弘法すべきであるとする。
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