妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

妙興寺(福井県小浜市)

みょうこうじ #1598

妙興寺(福井県小浜市)

みょうこうじ

福井県小浜市に所在。
後瀬山と号す。
永仁二年(一二九四)日像上洛の途次若州の後瀬山下の関脇邑に滞留説法中、当地の禅僧であった日禅(字は素頭=一二六五-一三三五)が来て心について問答した。
日禅は迦葉以来二八祖の伝をもって答えたが、日像に小乗三乗の見を破された。
また截断した蚯蚓の両端ともに動くのを指し日禅が「何れかこれ心」と問うたのに、日像が和歌をもって答えたのに感じ、その非を懺悔して改宗した。
かくて日像の弟子となり、名を日禅と改め、日像に随って上洛したが、のち師の命を承けて後瀬山に妙興寺を築き、日像を開山として日禅は第二世となり、七〇歳で建武二年寂した。
十一世日也の文の乱を避け湯川に移ったが、一二世日賢の、再び当地に還った。

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