妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

報通

ほうつう #1255

報通

ほうつう

五種神通の一つにして、鬼神、龍王等が、自己生得の果報として有する神変をいう。
祈祷故事略旨』に、「魔魅固より報通あって人を惑すに能く化幻の術を以てす」とある。
報通は一般に業通と同義に呼ばれているが、『倶舍論』第二七によれば、神境智通には(1)修得、(2)生得、(3)成、(4)薬成、(5)成を具する。
この内の成は神境智・眼・耳・宿命の四通に限るのであって、妖怪・狐狸・古木の精等は妖通または生得通を具するのみであるから、業通つまり報通とは称すべきに非ずといわれている。

リンク

← 事典トップ