妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

国祷会

こくとうえ #1202

国祷会

こくとうえ

家の安泰および敵降伏・戦勝祈願などを修す祈祷の法会。
日蓮宗では近世以来行われてきたが、とくに明治時代以降に盛行し明治三七年(一九〇四)日露戦争勃発と共に「臨時報国義会」を置いて戦勝祈願を修してより第二次世界戦争下に「戦時体制事務局」を設置し「立正報国会」を発足させて国威宣揚に取組む過程で挙宗国祷会などを中心にしばしば挙行された。
「大東亜戦争目的完遂、皇威顕揚敵降伏」の祈願会、「大詔奉戴立正報大会敵降伏大国祷会」などの名称で、昭和一〇年代に各地寺院で修され、敬礼・歌斉唱・宮城遥拝・英霊感謝などを含む祈願修法を内容とした。
戦争遂行中の非常局下に策の遂行への適応を図り宗門報の実をあげる最大行および法会としての格をもって修されたことを歴史的特質の一面に刻む。
教誌日蓮主義』》

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