妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

国本会

こくほんかい #1200

国本会

こくほんかい

本多日生(一八六七-一九三一=顕本法華宗管長)が、大正一三年(一九二四)、日蓮宗・本門法華宗や陸海軍将官・高級官僚等の法華経・日蓮鑽仰者を結集して作った組織で、統一閣建立・天晴会の結成・立正大師号追諡運動・知法思国会の結成等と一連の国策協力の線に沿った日蓮主義による門下統合運動の一環である。
一九一七年の口シア革命以後、とくにその翌年日本をゆるがした米騒動以降の社会主義思想の台頭は家主義的教者の間に国家の危機即の危の念を強めた。 しかも大正一二年の関東大震災を契に官憲や在郷軍人会等による朝鮮人虐殺や社会主義者弾圧が激化し、同年一一月発せられた「民精神作興ニ関スル詔書」は震災からの復興に民の意志統一を呼びかけると共に社会主義思想を激しく攻撃した。
国本会はこの詔書の「聖旨」を宣揚することを目的に作られ、東郷平八郎を顧問に戴し、京都・大阪・東京において詔書奉戴式を兼ねた発会式を行い、国柱会の詔書奉戴運動と協カしつつ、日蓮門下と国民に思想善導・危険思想防止を呼びかけた。

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