妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

善正寺(京都府京都市)

ぜんしょうじ #1100

善正寺(京都府京都市)

ぜんしょうじ

京都市左京区に所在。
妙恵山と号す。
文禄四年(一五九五)豊臣秀次は養父秀吉により高野山で自害した。母「とも」は悲嘆して、究竟院日禛について尼となり洛西嵯峨に冥福を祈ったがこれが正寺発祥の地である。
慶長五年(一六〇〇)、求法檀林三世本妙日鋭を請て開山に仰ぎ、母の法名妙恵を山号に秀次の法号正をもって寺号となし「妙恵山正寺」とした(後年に至り恵の字が慧に変った)。
同年二月二八日開堂落慶している。
また寛永元年(一六二四)九月、四世顕寿院日演により東山檀林を開設し、学室寺という。
当山の「釈迦縁起」は艸山元政の作、また江村専斉一族の碑がある。
《宮崎英修「江村専斉のこと」『続・日蓮宗の人びと』》

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