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勢至菩薩

せいしぼさつ #887

勢至菩薩

せいしぼさつ

摩訶娑他摩鉢羅鉢多といい、大勢至・得大勢・大勢志・大精進とも訳す。
観無量寿経』などでは、阿弥陀如来の三尊の一つとして観世音菩薩と相対し、右の脇士となって智慧を表す。
法華経序品では、八万人の菩薩の一人として名を列ね、阿耨多羅三藐三菩提(悟り)を得て退転なく、自在に法を説くことができたという。また常不軽菩薩品では対告衆となっている。
立正安国論』には、法然上人のことを勢至菩薩の化身とする説について述べられ、また『下山御消息』では「阿弥陀仏の一、二の弟子、観音・勢至等は阿弥陀仏の鹽梅(あんばい)也、雙翼(つばさ)也、左右の臣也」(定一三三七頁)とあり、阿弥陀仏の脇士の一人として名を挙げている。
《『遺文辞典』歴史篇「勢至菩薩」の項、『図説仏教語大辞典』「勢至菩薩」の項》

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