妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

加賀太郎・北左衛門

かがたろう・きたざえもん #873

加賀太郎・北左衛門

かがたろう・きたざえもん

または北左衛門を北太郎ともいう。
日像・日乗を法難から守り殉死した兄弟。 石川県鹿西町西馬場の人。
永仁二年(一二九四)、日像は日蓮聖人の帝都弘通の遺命を受けて都へ上る途中、佐渡の霊跡を巡拝し、能登七尾へ渡る船中で能州石動山天平寺の僧・満蔵法師と法義を論じ、論伏帰依せしめ弟子となって日乗と改めた。
日乗の願いを受けて石動山に登り、一山の宗徒に向って法華経の一乗真実義を説く、宗徒これを怒り日像・日乗を迫害し命危きに瀕したとき、日乗の信者で日像に帰信していた加賀太郎・北左衛門兄弟はこれを助けた。 ために危難を滝谷の地へ避けることができたが、惜しくも両名は討死した。
日乗の弟、乗純は兄弟殉教の地に寺を創立して菩提を弔う。 常在山本土寺(石川県中能登町)という。
開山を日像となし、自ら開基となった。

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