妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

元神星

げんじんせい #684

元神星

げんじんせい

『神御書』(定八八四頁)に出ている。 道密教の結合してできた北斗法で用いる星の呼び名である。
ち、この信仰によれば、総ての人の運命は北斗七星に属しており、生れた時の星をその人の本命星と呼び、母の胎内に宿った時の星をその人の元神星と呼ぶ。
『北斗七星延命経』には生れ年による本命星が説かれている。 その本命星と元神星によって人間の運命が支配されることを信じて、至心にこれを崇敬供養すれば、横禍凶難に遭わず、福禄長寿を得ることができるとされている。
これを祭る日は一年のに六日とされており、その日に本命星元神星供養し、神魂の安きを得、元神の自在、衰厄の駆逐を得よと説かれている。
この信仰は天体の神秘と運命の神秘を結び付け、転禍為福を願うようになったもので、のち日本に移入されて北辰菩薩(妙見菩薩)の信仰として盛んに流布された。
《『遺文辞典』歴史篇「元神(げんしん)」の項》

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