ぶつげん #528
ぶつげん
仏の眼・さとりを開いた者の識見。 五眼の中の最高の眼。 日蓮聖人は法華経を釈尊の随自意の教と信じ、法華経の心を我が心として実践するならば、凡夫の身にも仏眼が備わると説かれる。 『撰時抄』に「十信の菩薩より等覚の大士にいたるまで、時と機とをば相知りがたき事なり。何に況んや我等は凡夫なり。いかでか時機をしるべき。(略)答て云く、仏眼をかつて時機をかんがへよ」(定一〇〇五頁)とあるのは、その一例である。 《『遺文辞典』歴史篇「仏眼」の項、『日蓮辞典』「仏眼」の項》
← 事典トップ