妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

頂相

ちんぞう #5211

頂相

ちんぞう

禅宗では初祖達磨を始め、その寺を建てた開祖や自分の師匠の像を堂内に安置し、または掛ける。
これを頂相と呼ぶ。
彫刻の場合は頂相彫刻ともいう。
画像には曲彔に座す全身像、上半身を描く半身像、円形の中に収める円相像、歩行の姿の経行(きんひん)像などがある。
頂相はその生前中の写実によるものと、死後の遺像とがある。
頂相の名高いものとしては、彫刻では夢窓国師・一休禅師・大燈国師等があり、絵画では無準師範・蘭渓道隆等数多く存する。
日蓮宗では彫像、画像とも頂相とは呼ばないが、江戸時代の画史などに、日蓮聖人画像を「蓮師頂相」と記す場合がある。

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