妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

覚円(敦賀妙顕寺)

かくえん #4727

覚円(敦賀妙顕寺)

かくえん

(-一三四四)
福井県敦賀市元町、日蓮宗妙顕寺二世。
永仁二年(一二九四)、日像、佐渡から北陸道を京都に上る折、敦賀の津に至り、漁師にたずねて案内されて気比神社の傍にある真言宗の寺を訪れる。 住僧覚円は真言密教の俊英の僧であった。
日蓮聖人門下の僧なることを聞き、宗義について日像に詰問すること四六ヵ条にわたる論難応答を交わし、日像これを一々に論駁し破折す。
これによって覚円自ら非なることを悟り、涙を流して日像に謝し、門人となって法華経を信受することを誓願す。
日像、これを許して寺を法華の道場に改む。 敦賀の妙顕寺である。
師日像を崇めて開山となし覚円は二世となる。
康永三年正月三日遷化。 世寿不詳。
《『日本仏人名辞典』「覚円」の項》

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