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草山清規

そうざんしんぎ #4596

草山清規

そうざんしんぎ

一巻。
慧明日燈(一六四二-一七一七)撰。
和三年(一六八三)撰。
日燈は本清規を撰述するに至った経過を文の中で、先師(元政)は常に僧儀の頽廃していることを歎き、攸を草山の旧址に相し、一宇を営構して、密に軌範を垂れられた。
日燈の言葉によれば、自分は神根暗短だが、みだりに法嘱を受け、ただ自らいたらぬを耻じ入るのみである。けれども、もしこのままにしておいたならば、将来だれがその高趣を見ることができようか。だから、遂におのが浅陋を忘れて、寺門日用の諸儀を編集して、須知一編を設け、分けて六科とした。そしてひそかに己が意を付けて、一交参の警式となし、かつ後昆法を荷うものの一助となそうと思うといっている。
この清規は法華律といわれた瑞光寺の規範を法孫に残そうとする意向より書かれたものといえる。
本清規の内容構成は、次の六つの章より成っている。
まず第一は「日資」で、日々の生活における規範を朝・昼・晩課と行を分けて規定したものであり、第二は「月進」で、日々定められた行である。
第三は「年規」で、一年に行うべく定められた行で、いわば年中行である。
第四は「斉儀」で、食の作法。
第五は「名分」で、役位についたものの役割と心得とを明示し、そして第六は「訓」で、二七条からなる教訓を草山門下の遵守すべき項として示したものである。
それぞれに行儀および修行の心地が詳細にわたって記述されており、草山一門の修行の綱領とすべきものである。
本満寺発行『草山拾遺』上巻所収。

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