ほうとうそうぞく
仏の教法・仏法をこの世の暗闇を照らす灯明にたとえた語が法灯で、法の灯をたえることなく引継ぐことを法灯相続という。
転じて師から弟子へと法脈を伝え、あるいは住職の位を譲渡することもさす。
法灯はまたすぐれた僧侶、有徳の高僧をさすこともある。
『平家物語』に「三百余歳の法燈をかかぐる人もなく」(巻第二)、『徒然草』に「人にすぐれて、宗の法燈なれば」などとある。
また同類の語に伝灯がある。
法灯を伝えることで、法灯を伝える人を伝灯法師、伝灯の記録が伝灯録である。
法華経宝塔品の「令法久住」(法をして久しく住せしめん)とは法灯を絶やすことなく伝灯相続することをいう。