まつだいらよりかね
(一八〇九-六八) 高松八品講の開祖であり、金岳公子ともいう。
高松藩主頼儀の庶子、生母の影響を受け八品派高松本覚寺日顗について入信す。
弘化元年(一八四四)三六歳の時江戸八品講中の弘通をみて、自国に八品講をおこし講頭となり、講員に与えた自筆の本尊四四五九幅。
在家仏教運動に活躍し教学の平易化を計りその著述は多く、『美艸録』『仏道独案内』『神道問答』『蟻の譬話』『武門諫暁抄』『本因元始録』『初心法華演説抄』『妙法の利剣』『旅窓述志録』等がある。
《『国史大辞典』一三巻「松平左近」の項》