ほんぎょうじ
新潟県佐渡市に所在。
松崎山と号す。
弘安二年(一二七九)の創立。
開山は日蓮聖人(一二二二-八二)。
聖人佐渡着岸の霊跡である。
真言宗の僧仏寿房が、塚原の配所に居る聖人と問答して破れ、聖人に帰依・改宗して日量(一二一八-九二)の名を賜り二世となる。
元和三年(一六一七)、熊本の菊池武時の後裔で、佐渡における北海道交易の元祖である菊池喜兵衛が当地に居住し、一族の助力によって本堂が再建された。
寺宝としては宗祖消息断簡三点(『立正安国論』『善無畏抄』『日女御前御返事』)、日法(一二五二または五九-一三四一)作宗祖座像等がある。