本蓮寺(岡山県瀬戸内市)
本蓮寺(岡山県瀬戸内市)
ほんれんじ
岡山県瀬戸内市牛窓町に所在。
経王山と号す。
法華宗本門流に属す。
当寺の縁由は延暦年間桓武帝の勅願で最澄の創始と伝わる。正平二(一三四七)年大覚大僧正(一二九七-一三六四)が瀬戸内地域に巡錫し、古来より風待ち・潮待ちの港として栄えた牛窓の地の豪族石原佐渡守教化し旧寺を改め創した法華堂に始まる。
長禄二年(一四五八)日隆が、海外貿易にも従事した、この地の豪族、石原但馬守道高一族の外護で、大覚の法華堂を再建し、本蓮寺と寺号を改めた。
日隆は当時の内海交通の港市を中に教線を伸すことに成功した。
それは彼の伝道が当時の商品流通組織を把握していた、商人層との結合を基盤としていたことによるといえる。
本堂は番神堂、中門と共に国の重要文化財に指定されている。