普賢菩薩像
普賢菩薩像
ふげんぼさつぞう
文珠の智慧に対して普賢の行願といい、行の菩薩である。
法華経普賢菩薩勧発品に「この経を読誦せば、我はその時、六牙の白象王に乗り、大菩薩衆と共にその所に詣りて、自ら身を現し、供養し守護して、その心を安じ慰めん」とあるように、普賢は法華経を信仰する者の守護の役割を果たす。
文珠と共に釈迦の脇士としても造顕されているが、同時に法華三昧の本尊として祀られることも多く、平安時代以降多くの名品を残している。
平安時代の像としては奈良市円証寺、東京都大倉集古館の像などがあり、画像としては東京国立博物館のものが著名である。
また、普賢菩薩には法華経陀羅尼品の経意に従って、十羅刹女を従えた鳥取市常忍寺、京都市盧山寺などの普賢十羅刹女像の画幅も少なくない。