妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日龍(精進院)

にちりゅう #3216

日龍(精進院)

にちりゅう

(一五九四-一六六九)
精進院と号す。生俗姓未詳。
京都頂妙寺第八世。
中山法華経寺輪次が終り、翌寛永一三年(一六三六)四四歳のとき頂妙寺の職を辞し、山城鷹ケ峰知足庵を築き隠棲した。
紺紙金泥一字三体の法華経を書写し妙行九年にして功を終え、別に真浄宝殿を構え毎日三回の勤行を怠らず。
在庵三三年にして寛文九年九月二三日遷化した。化寿七六歳。
上首に由信法師、その法弟に春継法師があり、共に道儀に策し、奉じて日龍に終日違う所がなかったという。
また一心法師があり、世の浮華を厭うて日龍の道儀を慕い、知足庵にして初めて袈裟を着る。
日龍没後一心唱題して大いに定力を得たという。
《『日本仏人名辞典』「日竜」の項》

← 事典トップ